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| 阪神大震災と図書館活動〜神戸大学震災文庫の挑戦 |
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著者 : 稲葉洋子
判型 : A5判(ブックレット版) 80ページカバー装
定価 : 1050円(税込)
ISBN : 4-901908-09-X
平成7年4月、神戸大学附属図書館に「今回の地震に関する資料を網羅的に見られる所はありませんか。」と学外から問い合わせがあった。数日経ったある日、上司から「今回の地震の資料を集めようと思うけど、どうだ、やれるか。」と聞かれたのが、「震災文庫」の始まりであった。
資料収集は市販の図書・雑誌から開始したが、すぐに市販の刊行物だけでは、阪神・淡路大震災のことは何もつかめないのではないかという疑問がわいた。「ボランティア元年」と言われた阪神・淡路大震災では今までになく多くの資料が生まれて消えていった。震災の復旧・復興の動きを掴もうとすると、震災直後に街角に掲示された手書きの貼り紙や日本中から駆けつけたボランティアたちが避難所で印刷していたニュース、素人が撮影した写真やビデオ等々、資料の媒体に関わらず網羅的に収集しなければいけないという結論に行き着いた。被災地の大学図書館だからこそ出来ることは何か。そして図書館司書に出来ることは何か。
今回、「震災文庫」を立ち上げた手順や公開方法、広報や運営の経緯と、図書・雑誌以外の資料を取り扱うノウハウをまとめる機会を持つことが出来た。これらをみなさんが勤務する図書館でユニークなコレクションを構築する参考に、あるいはNPOの方々が資料を整理・公開する参考にしていただいて、将来に資料を橋渡しする手助けとしていただければ幸いである。
−まえがきより抜粋− |
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