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あわわのあはは 徳島タウン誌風雲録

著者 住友 達也
定価 1,500円(税抜)
発行年月日 2004年12月7日
判型 B6判並製 308ページ
ISBN 978-4-901908-05-4
Cコード 0095
刷り 1刷

内容紹介

人生何があるかわからない。だからこそ、面白い。
1981年3月25日、四国・徳島の町に、10~20代読者をターゲットにしたタウン誌『あわわ』が誕生した。本文たったの24ページ、全モノクロ。定価120円でスタートしたこのタウン誌を僕はその後23年間作り続けることになる。
創刊時のドタバタ劇、株式会社にしてからの急成長、そして吉野川第十堰の可動堰化問題をキッカケに巻き込まれた住民投票と、3度にわたる徳島県知事選挙。
ただ「タウン誌を作りたい!」としか考えてなかった23歳のワカゾーが、会社を離れるまでの23年間に経験してきたことの記録。

 

目次

はじめに 
プロローグ 

第一章 タウン誌を作ろう! 
   ボサボサ頭に黒ブチ眼鏡、丁山さんとの出会い 
   意気揚々と松山へ・・・ペシャンコにへこんで帰る 
   聞き違いから生まれた「あわわ」という名前 
   弾き語りのバイトで食いつないだ2年間 
   資金無し、知名度ゼロ、苦難のスタート 
   35件! 奇特なクライアントに感謝、感謝 
   青二才を支えてくれた町工場の心意気 
   帰省中限定スタッフだった坂東孝明くん 

第二章 あわわ黎明期 
   創刊! 産みの喜びから配本の苦しみへ 
   返本の山、涙を飲んで無料配布 
   降ってわいたように、西崎真由美登場! 
   顔が切れてる! 校正、恐るべし! 
   カッコイイ県庁舎を残そう! 
   創刊2年、晴れて自立! 初月給6万円 
   坂田千代子、4万円で初の有給スタッフに 
   田中輝明+エッコちゃん、参加 
   増田伸寛さんにデザインの神髄を教わる 

第三章 あわわ成長期 
   資本金ど~んと500万円! 株式会社あわわ誕生 
   孟母三遷、「あわわ」はなんと6.5遷 
   タウン情報全国ネットワークに加盟 
   タウン誌大賞受賞、喜びと怒りのフグ三昧 
   ライバル誌を作ろう! 株式会社アーサ設立 
   2代目編集長・坂田さん、泣く泣くリタイア 
   エルダー・タウン・マガジンASA創刊 
   ジャストシステム・浮川社長にホレる 
   初の単行本『恋歌』発行 

第四章 あわわ急成長期 
   中期経営計画を策定す 
   あこがれの加川良さんに出会う 
   新社屋完成、ライブ・ペインティング 
   詐欺事件で法廷に立つ 
   あわわ号、ウンコまみれ 
   坂田千代子、よもや!の復帰 
   またしても、引っ越しだぁ! 
   他人事ではなかった阪神・淡路大震災 
   脱・東京組、新社屋に2人の居候 
   感激の誕生日プレゼント! 西岡恭蔵さんと歌う 
   因縁の、株式会社メディコム設立 

第五章 住民投票をやろう! 
   僕の人生を変えた姫野雅義さんという人 
   水郷水都全国会議開催に関わる 
   公共事業援助交際論 
   住民投票?ソレって何ですか? 
   「第十堰住民投票の会」結成 
   いよいよ署名集めに突入! 
   華々しいパレードで署名集め開始 
   あわわ的住民投票と、高校生たちの住民投票 
   圧倒的な民意、踏みにじられる 
   市議をつくって、やろうじゃないか! 
   苦渋の選択で条例案可決 
   住民投票に行こう! かちどき橋のプラカード立ち 

第六章 みたびの知事選に突入! 
   それでもやっぱり無視ですかぁ? 
   「とめる・きめる・つくる」勝手連たちあがる 
   県と徳島新聞社からの圧力 
   信じられない! 知事選2年でみたび 
   鳥になった拓のこと 

第七章 辞めます! 
   キャンディーズみたいに・・・「辞めます!」 

あとがき